産後の手首の痛み(けんしょう炎)を予防しましょう

一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーションの理事である助産師の佐藤珠美さんは、佐賀大学医学部看護学科 教授として、専門職の養成を行うとともに、様々な研究にも取り組まれています。

その一環で、パソコン、タブレット、スマートフォンを使って視聴できる教材(e-learning)が公開されています。



けんしょう炎予防プログラムとは


(以下、けんしょう炎予防プログラムのWEBサイトより抜粋)

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手や手首の痛みは一時的なこと、子育てで忙しいからと放置していると痛みが悪化し、育児や家事に支障を来たすことがあります。

けんしょう炎の主な原因は、日々重くなるあかちゃんのお世話によるものが多く、あかちゃんの発達にあわせて抱っこの方法を変えることが望まれます。

この産後けんしょう炎予防プログラムは、妊婦さんや産後のママとその家族が知っておくと役に立つ内容で構成されています。

手や手首の問題は、妊娠中や産後だけでなく、中高年でも起こる可能性があります。是非この機会に、生涯を通じて健康な生活を送るための自己管理方法を身につけましょう。

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動画は
〇妊婦・母親・家族用
〇指導者用(医療関係者、子育て支援関係者等)
に分かれています

目次

第1章 なぜ予防なのか
第2章 セルフチェック
第3章 手と手首の病気
第4章 ストレッチ
第5章 抱っこと体の使い方
第6章 寝かしつけと育児グッズ
第7章 まとめ

出産して親になると、自然と上手に抱っこができるわけではありません。

また産後のママやパパの身近に、同じようにあかちゃんを育てている人や、育児ベテランの年配の方がいらっしゃらない場合も多いものです。

どんな抱っこが、親にも子にもやさしい抱っこなのか。
現代は、専門家や教材などから学ぶ必要がある時代だと言えます。



無理な抱っこや育児が積み重なって、手首が痛いと感じているママやパパがとても増えています。おじいちゃんもおばあちゃんも同様です。

ぜひ、妊娠中から負担の少ない抱っこのやり方を知ってください。
医療関係者や子育て支援関係者のみなさまも、ぜひ一度教材をご覧いただき、それぞれの現場でお伝えいただければ、産後けんしょう炎でツライ思いをする人を減らすことが出来ると思います。






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